読んだ本の数:3
読んだページ数:1055
ナイス数:101
電車移動が無くなったので、読書時間が激減しました。

ヒロイン千景の忘れられていた過去が徐々に明らかにまってきました。つまりは、壮大な回り道をしている単純な恋物語という感じです。完全にキャラクター小説だと思います。謎解き要素はおまけ。「いじわるなのは、近づきすぎないため」って素直じゃないなあ。それがこの二人の魅力ではあるのだろうけど。ツンデレ同士の恋愛は難しい。(笑)
ここまで来たので最後まで付き合いたいと思っています。
読了日:04月06日 著者:谷 瑞恵

登場人物が多くない長編作品なので、読みやすくスッキリした話でした。謎解きも奇をてらったものではなく、そして解くことよりも、作中人物がどう解釈するかという方が重要なものだったことも、小説として良い感じになっているのだと思いました。綺麗にまとまったので、これで最終巻で良いように個人的には思います。
読了日:04月07日 著者:岡崎 琢磨

この著者は初読み。手にとったきっかけは、どこかの書評。大犯罪者の父に英才教育?を受けた文武両道才色兼備な女子高生がテロリストと戦うバイオレンス・アクション。読みどころは、次々と訪れる危機をあらゆる手段を使って克服していくところ。知識と手法は事実に基づいているのだけれど、ここまでうまくいくのは運の良さが必要だと思う。ま、作り話だから、そこは難しいことを考えずに楽しんでおきましょう。 テロのスケールの大きさに比して、黒幕の正体と目的が陳腐すぎるように思いました。その点がマイナス。
読了日:04月25日 著者:松岡 圭祐
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