2019年09月01日

8月の読書メーター

8月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1898
ナイス数:218





セブンティーン・ガールズ (角川文庫)セブンティーン・ガールズ (角川文庫)感想
短編集。テーマはタイトルの通り。好きな作家が多く選ばれていたので手に取ってみたところ、選者が北上次郎。ハズレるわけがない。中田永一と宮下奈都のものは既読だったけど、再読する価値のある一編なので残念にあらず。全ての短編が楽しめるもので、他の作品も読んでみたいと思わせられた。連作短編の1つと思われるものもあるので尚更だ。解説にある「青春小説は、通り過ぎた人達も当時を思い出して響く」というのは、まさにその通り。響きました。
読了日:08月02日 著者:

紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像 (ちくま文庫)紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像 (ちくま文庫)感想
面白いのは後半の伝記解釈。ナイチンゲール、キュリー夫人、ヘレン・ケラーの物語。出版時期が古い(18年ほど前)なので、アニメ分析は当を得ていない感じが強い。そして、伝記解釈へとつなげるためなのか、かなり強引な読み解き・当て嵌めが鼻につく。わざとだろうけど、露悪的な文章も嫌い。 イマイチだった。
読了日:08月05日 著者:斎藤 美奈子

楽しかったね、ありがとう楽しかったね、ありがとう感想
高齢の犬や猫を見送ったものへのインタビューを綴ったもの。絶対に泣くと思ったけど、ほぼ涙は無かった。秘密結社老犬倶楽部の話が一番良かったかな。 相棒を虹の橋の向こうに見送ったあと、次を求める人と終わりにする人、それぞれ色々な想いがあり、その考えに触れられたのは良かった。 うちの子も長生きしてくれると良いな。
読了日:08月09日 著者:石黒 由紀子

これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 4 (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 4 (集英社オレンジ文庫)感想
多部ちゃん可愛いすぎて森若さんっぽく無い。閑話休題。 4冊目は経理部に配属された新人(中途)でフェア=公平をモットーとするタイガーさんが狂言回しとなり、イーブン=波風立てず引き分けるがモットーの策士森若さんが暗躍する話。面白くなってきた。 恋愛面に関しては、太陽が自信家で押しが強すぎて、脳筋体育会系すぎて、引く。
読了日:08月10日 著者:青木 祐子

スガリさんの感想文はいつだって斜め上 (5分シリーズ+)スガリさんの感想文はいつだって斜め上 (5分シリーズ+)感想
読書感想文の切り口、視点は凄く面白い。「この作者やりおる」って感じ。惜しむらくは登場人物がその魅力に欠けること。思考や行動の動機・理由がわからないので、何か入り込めない。極端な属性を持たせているけど掘り下げが浅いのでただの変人で終わっている。 そして、プロローグで何か深そうなことを言っておきながら、本編ではそれは無かったことのように話が進むのが解せない。 たぶん、シリーズ化前提であり、この一冊だけで評価しては駄目なんだろうと思う。続編に期待。
読了日:08月18日 著者:平田駒

震える教室震える教室感想
学園ホラー・ミステリーの連作短編。謎解きしたらこの世ならざるものが犯人だったという話。文章は非常に読みやすく、謎も興味深く、サクサク読みすすめることができる。そして真相の闇深さになんだか嫌な気分になる。ホラー描写は控え目なので視覚的な怖さは感じないが、なんだかザラッとした感じが残る。そして最後の最後に大きな謎が残る。 面白かったけど、特に印象には残らないような、そんな感じの一冊でした。
読了日:08月24日 著者:近藤 史恵

響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編 (宝島社文庫)響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編 (宝島社文庫)感想
本書が原作の「リズと青い鳥」「誓いのフィナーレ」の映画は視聴済み。後者があまりにも駆け足な展開であったため、補完のために原作に手を出した。思いのほか厚い。 会話文が関西弁なのが読みづらく感じる。登場人物が多いのにも関わらずそれぞれ上手く描かれていて、部活物の群像劇としてよくできた作品と感じた。主役の久美子が何を考え何が行動の動機づけになっているのか理解が難しい。完全に巻き込まれ型に思える。後編ではその辺がわかるのかな?
読了日:08月30日 著者:武田 綾乃


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posted by Masahiro.H at 22:53| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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