2019年05月11日

4月の読書メーター

4月の読書メーター

読んだ本の数:8
読んだページ数:2528
ナイス数:188

そして旅にいるそして旅にいる感想
それぞれ独立した8編からなる短編集。物理的な旅が終わっても人生という「旅にいる」と解釈できるような話。優しく語りかけられているような文章が心地よく読みやすい。 そしてニュージーランドに星空を見に行きたくなる。すごく行きたい。
読了日:04月01日 著者:加藤 千恵

ショートショートドロップスショートショートドロップス感想
稀代の名読書家(と、私が勝手に思っている)新井素子が編んだ女性作家によるショートショート集。なんだけど、自身まえがきで書いているように、ショートショートとは言い難い作品も多数ある。ショートショート、ときどき短編な15の物語。 15の作品は外れなく面白い。SF有り、異界有り、今が有り。ちょっと不思議、少しだけ非日常感を味あわせてくれる。 作品を読んだことの無かった著者が6人ほど居るのですが、どなたも他の作品を読んでみたいと思わせるものでした。
読了日:04月05日 著者:新井素子 編

ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)感想
なかなか新刊の出ない、話の進まないハルチカシリーズの番外編。名脇役のみなさんがそれぞれ主人公として働く短編集。ハルタとチカはほぼ出てきません。変なひねり(縛り?)が無い分だけ、主題がはっきりして本編より読みやすいように感じました。芹沢&片桐元部長の話と、成島の話はかなり深くて考えさせられるところも多かった。どんな優れた人間でも、事をなすには一人じゃ駄目だってこと。 しかし、芹沢さんのあの性格・言動は何とも強烈すぎて、好きな人にはたまらん。ご褒美だ。
読了日:04月06日 著者:初野 晴

小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」感想
辻村深月さんの作品ということで手に取りました。 ドラえもん映画ということで縛りが厳しいと思いますが、上質の物語に仕上がっていました。きっちりSFしてるし、冒険譚だし、成長物語でもある。少し切なかったり救いの無さを感じてしまうところが辻村テイスト。同作者の「凍りのくじら」を読み返してみたくなります。 小説としては少し物足りなかったけど、まあそれは仕方ありませんね。
読了日:04月07日 著者:藤子・F・ 不二雄,辻村深月

([み]1-2)黄金の丘で君と転げまわりたいのだ (ポプラ文庫)([み]1-2)黄金の丘で君と転げまわりたいのだ (ポプラ文庫)感想
三浦しをんのエッセイとソムリエさんの解説がセットになったワイン入門者向けの一冊... なんだろうけど、やはり難しすぎる。あまり考えずに読むと何か楽しく酒飲んでる人たちに関するエッセイになるんだけど、KさんとかNさんとか言われても何だかなあー、って感じがする。 しかし、入門者向けと言いながら出てくるワインが高級すぎる。1,000円以下のワインしか飲んでない庶民としては隔世の感が有る。
読了日:04月15日 著者:三浦 しをん,岡元 麻理恵

麦本三歩の好きなもの麦本三歩の好きなもの感想
読んで良かった、少しだけ前向きに人生と向き合える力をもらったかな?って感じです。特に終章「今日も前に進んでいなくちゃ、今日これから起こる楽しいことを味わえない」というのが押し付けがましく感じないのは、ここに至るまでの三歩を見てきたから。肩の力を抜いて、好きなことを数えて、ときにはサボって(罪悪感に打ちのめされて)、大したことは起こらない人生を慎ましやかで贅沢に生きよう。そう思わせてくれる一冊でした。
読了日:04月15日 著者:住野 よる

死にがいを求めて生きているの死にがいを求めて生きているの感想
かなりの厚さですが、飽きずに読めます。さすが朝井リョウ。「螺旋プロジェクト」の要素=海族・山族は私は蛇足にしか思えない。これのせいで話が薄くなっている。 昏睡状態の男と彼を健気に見舞う男、この幼馴染2人を軸にした連作短編です。最初は看護師、それからは過去に2人関係のあった人物。と、章ごとに主人公というか語り手が変わります。出てくる人物は総じて痛い。その痛さが生々しい。人生における敵(ライバル?)・生きがい、何を残すのか?等、良くも悪くも青臭い話で、それは最終章に全て昇華される。これからの2人が気になる。
読了日:04月26日 著者:朝井 リョウ

居酒屋ぼったくり〈10〉居酒屋ぼったくり〈10〉感想
プロポーズから結婚式の間の話。主に「ぼったくり」をどうするのか?付随して住むところは?という話でした。とにかく最終回に向けて話を転がさなければというところで、甘さ控え目。でも湿度は高目。 ここに来て初めて気づいたのだけど、美音と要は2人とも実務能力と言うか実行力が高い。かなり使える有能な人たちでした。 居酒屋の店主と大手ゼネコンの次期幹部候補なんだから当たり前か。 たこ焼きが食べたくなる一冊です。 さて、次は最終巻。
読了日:04月29日 著者:秋川 滝美


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posted by Masahiro.H at 13:44| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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