2019年03月17日

2月の読書メーター

2月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2396
ナイス数:156

まとめるのがすっかり遅くなってしまいました...

本と鍵の季節 (単行本)本と鍵の季節 (単行本)感想
高校生男子ペアが主人公の連作短編集。古典部では書けない黒い話でした。人の思い、思い込み、刷り込み・先入観は怖い。ペアだけど、一方が探偵というのではなく、得手不得手があって上手く補完しあっている感じであり、それだけに話に広がりも出て良い感じ。最後に一つの結末に向けて収束していくのも上手くできていて楽しめた。続編...は、書かないほうが良さそうな気がする。だって謎は解けても気持ちは解決できないもの。
読了日:02月02日 著者:米澤 穂信

ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌2 (電撃文庫)ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌2 (電撃文庫)感想
旧図書室を守るというバトルの名目がなくなった分だけ緊迫感に欠けるのだけど、そのぶん「可愛い」要素多め。青春だなあ。こんな青春、めったに巡ってくるもんじゃないと思うけど。 童話好きな人は打たれ強いということを知ったのが本書最大の収穫。 紹介された本の中に、ぜひ読みたいと思わせるものが無かったのがちょっと残念。
読了日:02月05日 著者:峰守 ひろかず

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)感想
クリスティ風といわれるのも納得できるような古めかしい感じのミステリー。なんだか良さげなところで下巻に続く。これ、上巻だけでは感想書けないや。
読了日:02月11日 著者:アンソニー・ホロヴィッツ

早朝始発の殺風景 (単行本)早朝始発の殺風景 (単行本)感想
青春ミステリだけど、日常の謎というのとは少し違う気がする。謎解きの捻りが大きくて、意外さの押し付け感があるのが少し鼻につく感じがした。捻りがあるとは言え、極めて理路整然と論理的に解釈できるので、その点では王道なのだと思う。一番気になるのは、高校生を主人公に据える必然が感じられなかったのに「青春」を売りにしていること。もう少し人物が魅力的であったらなあ。
読了日:02月11日 著者:青崎 有吾

静おばあちゃんと要介護探偵静おばあちゃんと要介護探偵感想
両主役とも別作品のキャラクターをリサイクルしたもの。二人ともそちらの作品ではアレなので、なんだかなあ。って感じは有る。理と力の両方から問題を攻める、老人問題に切り込み、破天荒な方法で解決してしまうという、爽快に楽しめるエンターテイメントでした。
読了日:02月16日 著者:中山 七里

カササギ殺人事件〈下〉 (創元推理文庫)カササギ殺人事件〈下〉 (創元推理文庫)感想
下巻冒頭、俺は一体何を読んでいるのだ?という気分にさせられた。一気に話の展開、視点が変わる。上巻からの続きでは無い。一発芸として驚かされ、楽しませてもらったことは間違いない。 でも、話が長すぎる。展開が遅いし、描写は退屈だし、あまり好きな作品では無かったな。
読了日:02月22日 著者:アンソニー・ホロヴィッツ

日本の同時代小説 (岩波新書)日本の同時代小説 (岩波新書)感想
たしかに同時代と感じた。読んだ本もたくさん取り上げられていて、その解釈に同意したり反発を覚えたり。読んだことのない本が、文学的にどういう位置にあるかを知り、読みたい本へと変わったり。非常に楽しく読ませてもらった。
しかし、斎藤美奈子は村上龍がよほど気に入らないとみえる。
読了日:02月24日 著者:斎藤 美奈子

ゆっくり十までゆっくり十まで感想
ショートショート集。あとがきによるとテーマは偏愛。でもSFだった。新井素子のSFだった。僕たちは同時代に新井素子が居て幸せだ。そう思わせられる一冊。 かつて、コバルト文庫の新井素子に熱中した現在のオジサン・オバサンは手に取るべき。
読了日:02月24日 著者:新井素子


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posted by Masahiro.H at 14:11| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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