2018年10月09日

9月の読書メーター

9月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2685
ナイス数:189


良い本との出会いに感謝。
9月は良い月だな。

噛みあわない会話と、ある過去について噛みあわない会話と、ある過去について感想
「ナベちゃんの嫁」「パッとしない子」はKINDLE(\0)で読了済、「早穂とゆかり」は前日に読んだアンソロジーに収録してあった。
つまり、初読は「ママ・母」のみで、これが一番サイコな話だった。
いずれも、当人は良いことをしたと思っているのが、実は…という内容で、無意識のいじめ・追い込みという非常に心当たりのあるお話でした。
たぶん、若い頃に、いじめる側・クラスの中心側・ヒエラルキーの頂点側に居た人間には実生活で理解できていないことだと思う。
冗談のつもりでもやられた方は死ぬほど痛いときがあるんだよ。

読了日:09月01日 著者:辻村 深月

未来未来感想
一般的な本を三冊読み切ったくらいの疲労感と充足感がある。 圧倒的な物語の力、言葉の力。人の生きる力。罪、罰、絶望、救済、希望、試練。 とてつもなく濃厚な一冊でした。湊かなえの(現時点での)集大成と言うだけのことはある。そして「未来」に向けて手を伸ばした彼女らに差し伸べられた大人の手が暖かいものであることを願う。

読了日:09月07日 著者:湊 かなえ

駄犬道中おかげ参り駄犬道中おかげ参り感想
エンターテイメント時代劇。何も考えずにさらさら読み進められて、勧善懲悪(どっちが悪?)ホロリ涙の人情噺に超絶ご都合主義がピタリと嵌まる。ちょっとした謎解き要素も楽しめる。狂言回しの犬、翁丸が何とも良いとぼけ具合とタイミングの悪いやつで腹が立つ。(笑)
なお、読後には何も残らない。
読了日:09月10日 著者:土橋 章宏

わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑感想
「わたしはこうして絶滅しました。」と、当事者が語る形の本。その語りが見開き1ページ分(しかも半分以上は挿絵)なので、物足りない。読み足りない。 図鑑と物語の中途半端なさじ加減が心地よくない一冊だった。 内容は面白いんだけど、不完全燃焼感でいっぱいです。

読了日:09月10日 著者:丸山 貴史

なぜあの人のシャツはパリッとしているのか-くらしの疑問を専門家に聞きました (単行本)なぜあの人のシャツはパリッとしているのか-くらしの疑問を専門家に聞きました (単行本)感想
なぜ私はこの本を図書館で借りてしまったのか- わからない
読了日:09月14日 著者:読売新聞生活部

物語のおわり物語のおわり感想
とある未完の物語、示されなかった主人公の選択。それぞれ何かを抱えて北海道を旅する人の手から手へと渡り、各人各様の思い……後悔や満足が込められた結末が語られていく。 北海道の旅、それぞれの人生の旅、ロードムービー的な進行の連作短編。 個人的に北海道旅大好きなので、その点からも楽しめた。 最終章で綺麗な結末=答え合わせが用意されているのだけど、これは謎のままのほうが良かったような気がしなくも無い。でもこれが無いと萌は救われない感じになってしまうんだよなあ。
読了日:09月14日 著者:湊 かなえ

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)三日間の幸福 (メディアワークス文庫)感想
物語前半、主人公が自尊心に押しつぶされて自暴自棄になっていく辺りの話の展開は悪くない。「こんな程度の人間じゃない」「ここでは無いどこかへ」を、そのまま掘り下げ向かい合いそして幸福な三日間にたどり着くという話ではない。 人生を売り、全く現実味の無い女性(しかも美形)と出会い、二人の仲は荒唐無稽な進展を遂げ、世間の理解を得、唐突に現れる才能と成功。なんだこれ? そして得られた「幸福な三日間」 ここで言いたい「幸福」、理解はできるけど許せない。とことん自分のことしか考えてないんやね。
読了日:09月18日 著者:三秋縋

赤い靴赤い靴感想
サスペンスであり、復讐譚でもある。言うなれば、現代日本を舞台にした女巌窟王。敵=悪がチョロかったり、出てくるのが超人ばかりだったりする辺りあまり現実感は無く、ダークファンタジーにも読める。 突然の惨劇、全ての幸せを失う少女。助けてくれた師(育ての親)との出会い。師との別れ、社会への復帰、他人との交流。復讐、その先にあるもの。 復讐が成し遂げられても爽快感は無い。魂の安息はどこに? 読後、時を置いて振り返ると、例えば「未来」と比べたりすると粗も感じられるが、読んでる最中の熱の高さは相当なものだった。傑作。
読了日:09月27日 著者:大山 淳子

人生を変えるアニメ (14歳の世渡り術)人生を変えるアニメ (14歳の世渡り術)感想
池澤春菜と西田藍のコラムを読みたくて図書館で借りました。満足です。この二人の対談・共著をいつか見てみたい。 それ以外も一通り読み通しました。バード川上がナウシカ推しなのにびっくり。
読了日:09月29日 著者:


読書メーター
posted by Masahiro.H at 23:25| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]