2018年08月04日

7月の読書メーター

7月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2492
ナイス数:72


初読みの作家さんが当たりだと嬉しいよね。

漢和辞典的に申しますと。 (文春文庫)漢和辞典的に申しますと。 (文春文庫)感想
豆知識・トリビア的にはそこそこ面白いんだけど、読みものとしてはそれほど面白くはなかったのが残念。
ページ数の制約が厳しいのかなあ?
読了日:07月08日 著者:円満字 二郎

虹を待つ彼女虹を待つ彼女感想
AIネタのミステリですが、コンピュータや謎解きに関係無く、ぐいぐい引き込まれます。ほとんど内面描写が無いのに晴が魅力でたまりません。巻き込まれた人たちが、皆(良い感じに)歪んでるのも当然かと。 期待いっぱいに読み進んだ結果があの答というのは、少し納得がいかない。 でも良作。
読了日:07月13日 著者:逸木 裕

少女たちの羅針盤少女たちの羅針盤感想
女子高生青春部活モノの皮を被った醜いエゴのせめぎ合いと不幸な結末。その罪が4年を経て暴かれるミステリー。 4年前に死んだのは誰なのかが明確でないまま、現在編を読み進めることになるという、過去と現在が交互に繰り返される構成は上手いと思う。
事件なんか起こらずに、羅針盤が華やかな活動を続ける話をずっと読んでいたかったかな。
読了日:07月17日 著者:水生 大海

とりあえずウミガメのスープを仕込もう。とりあえずウミガメのスープを仕込もう。感想
大好物の宮下奈都エッセイ。時期的にもネタ的にも「神様の~」や「緑の~」と被っているので、なんとなく既読感のある話もあり少しだけテンション低めに読み終わる。食に対する知識・経験の広さが感じられる。 心がささくれてきたときには、本書を読んで美味しいものを食べれば復活できるような気がする。 しかし、なぜに焼きそばが駄目なのか?気になる。
読了日:07月21日 著者:宮下 奈都

わたしの本の空白はわたしの本の空白は感想
目を覚ましたら病院のベッド。私は誰だかわからない。記憶が無い。夫を名乗る知らない男が現れ・・・というところから始まる物語。どんな波乱万丈な展開が!?と期待したわりには、あっさりした感じの話で裏は有っても裏の裏は無いという感じ。よくわからん表現だけど。 途中に出てくる、謎の金持ち女の立ち位置が全くわからなかった。もしかして主人公は記憶喪失の女性(南)ではなく、かつて南が夢中になった顔の良さだけで詐欺ができる男(晴哉)なのかなあ? 今一つって感じ。
読了日:07月22日 著者:近藤史恵

ミナトホテルの裏庭にはミナトホテルの裏庭には感想
初読みの作家さん。小説の世界観、文体ともに気に入りました。 本書は人が人に差し出す手、精神的に居場所が無くなった人に提供するホテルの一室。優しさというものをいろいろな形で示してくれているように思います。その優しさに触れることで心が安らぎます。たまにはこういう本を読まないと心が乾いてしまいますね。 老人たちのわがまま言い放題な互助会、素敵だなあ。私も爺になったらやってみたい。
読了日:07月22日 著者:寺地 はるな

風に恋う風に恋う感想
青春小説らしく面白いけど、物足りない部分も多い。才能の安売り、安易な成功、物語がチープに感じられる。高校時代に大成功したものの大学卒業後に挫折した元天才と、それに憧れて吹奏楽を初めた天才現役高校生のお話。ダブル主人公という構成だけど、その設定を上手く活かされてないように感じられるのが残念。 高校時代って人生において大事なそして輝いている季節なのは間違いないのだけど、そこはゴールじゃない、高校時代が一番良かったと思い懐かしむような大人にはなるなよ。今日のことなんて忘れてしまえ。というテーマには共感。
読了日:07月29日 著者:額賀 澪

かいぶつのまちかいぶつのまち感想
誰の心にも「かいぶつ」が居るんだよって話。「怪物」ではなく「かいぶつ」 羅針盤の主要キャラが出てくる続編であるし、「心の闇、嫉妬心、妬み」からの歪みを描くという点でも前作を踏襲している感じ。話は、本書のほうが読みやすいし、わかりやすい。ついでに犯人も予想しやすい。 羅針盤の少女たちの煌めき、ときめくようなワクワク感が無かったのは残念。(主題の違いなので仕方ない) 前作ほどではないけど、本書も読後感のよろしくないお話でした。
読了日:07月29日 著者:水生 大海


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posted by Masahiro.H at 09:43| Comment(0) | 読書 | 更新情報をチェックする
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