2017年07月05日

6月の読書メーター

6月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2792
ナイス数:119


出張(移動)があると読書が捗ります。
当たり前だけど、初読みの作家は当たりもあれば外れもある。


珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
アオヤマくんが主人公の大長編。過去の傘の話とか土手の思い出とかは凄く好みだったけど、その後が怒涛の展開。不倫×不倫×不倫みたいな複雑に入り組んだ不倫関係、しかも代替品ばかり。なんだこれ。 背景として源氏物語をなぞるのは悪くないんだけど、推理の鍵が「源氏香」というのはいかがなものか。そんなの知識として持っている読者がどれだけいるの?
洞察力に優れた探偵は魅力的だけど、コアな知識だけで謎解きするのは好きじゃない。あとあからさまなミスリード狙いの表現も... ただ、シリーズの中で一番良い出来だとも思う。
読了日:06月25日 著者:岡崎 琢磨

一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-感想
先輩との別れ、責任を背負った主人公の成長、一度だけの奇跡のような輝き、そして背中がむず痒くなるような恋心。
色々なことを経て全てが上手く回り始めたように見えたときに生じた身内の事故。 ありきたりと言えばありきたりな展開なんだけど、うまく作者に乗せられた感じで楽しませてもらった。でも、やはり一人称の喋り口は気になってならない。
読了日:06月23日 著者:佐藤 多佳子

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-感想
体育会系高校部活青春天才小説。サッカーで挫折して陸上(短距離)に転向したら天才だった俺の話。天才だけどはじめからなんでも出来る系ではなく、一歩ずつ色々なこと・友人関係等を乗り越えながら前に進む。その姿に魅せられて読みふけってしまった一冊。物語の骨格的な部分はかなり面白い、漫画的でステレオタイプな人物設定も許容範囲、ただ基本一人称で進む小説なのに主人公の妙な喋り口が気に入らない。惜しい感じで2巻に続く。
読了日:06月21日 著者:佐藤 多佳子

(P[む]1-16)はるかな空の東 (ポプラ文庫ピュアフル)(P[む]1-16)はるかな空の東 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
魔女、魔法、歌姫、邪神、救世主、創造主。今では「なろう系」とかで食傷気味な異世界ファンタジーなんだけど、本作はなんと20年前の作品のリメイク版。そんな古さを感じさせないのは、思いの強さ・ひたむきさが痛いほど伝わってくる力強い物語構成によるものだと思う。
しかし、後日譚でさらっと世界を一度滅ぼしてしまっているのは唖然としたというか、まさに目が点でした。
個人的には「ルルー」のシリーズのほうが好き。
読了日:06月16日 著者:村山 早紀

誰かが見ている誰かが見ている感想
子育て(子作り)と家庭生活を舞台にした、変に歪んだ女性たちと一部男性の物語。登場人物みな何かへの執着や依存が激しすぎて気持ち悪い。最後はなんだか良い話な感じで終わらせているけど、根本的な問題がほとんど解決していないので、気の持ちよう一つでまた闇落ちするんじゃなかろうか? 個人的にこの物語の内容に興味を抱けなかったのでマイナス。興味がある人には面白いんじゃないだろうか。
読了日:06月10日 著者:宮西 真冬

消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex)消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex)感想
ほどよく嫌らしさが感じられる高校生の青春群像劇。主人公である友樹の性格は大キライ。こういうやつが高校の同じクラスに居なくて良かった。ノスタルジーを感じさせる良い群像劇だったと思うけど、謎解き(犯人と最後のアレ)についてはあまり好みではない。雰囲気は好きなので続編も読んでみようと思っている。

読了日:06月07日 著者:水生 大海

山猫珈琲 下巻山猫珈琲 下巻感想
上巻より遥かに面白い。おそらく興味のあるテーマにに踏み込んで好きなように書いてあるからではないだろうか。上巻は縛りの大きな他所行きの姿しか見せてくれてない感じ。 シナリオはなかなか興味深かったけど、告白の衝撃を思えば習作いやジャンル違いなのかな?って思う。 最後に、一人の素晴らしい作家を産み出すきっかけになってくれたノートパソコンにありがとう。
読了日:06月05日 著者:湊 かなえ

山猫珈琲 上巻山猫珈琲 上巻感想
あの、湊かなえのエッセイ。 小説は大好きだけど、エッセイは可もなく不可もなく。毒にも薬にもならず。まぁそれがエッセイなんだろうけど。
これを読むと、淡路島に美味いものを食べに行きたくなります。
読了日:06月04日 著者:湊 かなえ

BUTTERBUTTER感想
疲れました。情念に当てられた?ってことなのかな。とにかく疲れました。なんとか読み終えたって感じ。
主人公一人(とカジマナ)だけでも持て余してたのに、いきなり玲子暴走。そのあたりから話の展開についていくのもしんどかった。
読了日:06月03日 著者:柚木 麻子


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posted by Masahiro.H at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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