2017年01月03日

2016年12月の読書メーター

2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2801ページ
ナイス数:137ナイス


著者名50音順書架の両端しか使っていないようなラインナップです。
なんでこうなった?

なお2016年の一年間で読んだ本は80冊でした。


何様何様感想
「何者」の登場人物をすっかり忘れていたけど、関係なく楽しめました。誠実に真面目に生きること、正論を語ることを、どこか斜めにみているような若者たちが主人公。なんとなく自分自身の昔を思い出して「そういう感じだったなぁ」って思わせる。なんだか苛々するのは昔の自分を思い出すからかもしれない。それを作者得意の柔らかく婉曲的な言葉で美しく紡いである一冊だった。 「それでは二人組を作ってください」はどこかで読んだ記憶がある。 水曜日の南階段はきれい」は大好きなんだけど、ちょっといくらなんでも話が出来すぎって気がするな。
読了日:12月28日 著者:朝井リョウ

放課後の厨房男子放課後の厨房男子感想
雑学ネタで楽しめるけど、内容は非常に薄い。登場人物が漫画のキャラクター的で表面だけを記号として形作られたような感じなので、感情移入できない。物語としてもとってつけた感があって入り込めなかった。ぼったくりは好きだったんだけどなぁ。
読了日:12月28日 著者:秋川滝美

小説の神様 (講談社タイガ)小説の神様 (講談社タイガ)感想
売れないことで心が折れてしまった少年と売れたことで悪意にぶつかり心が病んでしまった少女、二人の小説家がその先に進もうと、物語を紡ごうと葛藤する小説。全力で人にぶつかり合うこと、真剣に物事に取り組むこと、どちらも血を吐くほど苦しいのだということに改めて気づかされた。 それよりなにより、小説を物語を愛するということを繰り返し突きつけられたそのことが心に刺さる。何かうまく書けないけど、熱い思いに心打たれた。 これ、続編は書きづらそうだけど、妹の幸せな姿を見たいなぁ...
読了日:12月27日 著者:相沢沙呼

奥様はクレイジーフルーツ奥様はクレイジーフルーツ感想
これは要らない。合わなかったし、よくわからなかった。女性向けなんかな。
読了日:12月22日 著者:柚木麻子

倒れるときは前のめり倒れるときは前のめり感想
いちおう、完読した。途中で何度も読むのやめようかと思ったくらいにつまらなかった。 著者の小説は基本的に大好きなんだけど、エッセイは肌に合わないみたいだ。いや、このお方はエッセイ下手だと思う。 短編小説二編読めたから満足なんだけど、期待とのギャップがでかすぎたので最低評価です。
読了日:12月18日 著者:有川浩

さよならの手口 (文春文庫)さよならの手口 (文春文庫)感想
無類の運の悪さで無駄に満身創痍になりながら事件を解決?に導く探偵、葉村晶。最後がチャンドラーなんだし、これハードボイルドだよね?  かなり分量のある一冊だけど綿密に練られた構成と、メインである大きな事件の脇にある小さな事件の解決で途中々盛り上がることにより(その小さな事件ももちろん謎解きとして面白い)、苦も無く最後まで読み切れる。いや読み終わるのがもったいないと思えるくらい作中に心情移入できる。そして作者の描く事件とその解決はいつもと同じくかなり毒が多い。息子と父親、娘と母親、ままならないものだ。
読了日:12月16日 著者:若竹七海

はじめからその話をすればよかったはじめからその話をすればよかった感想
作者の随筆集を読むのは「神さまたちの遊ぶ庭」に次いで二冊目。彼女のエッセイは現役作家が書くものの中では一番好きかもしれない。 柔らかく一歩引いた位置からつぶやいているような押しつけがましさを感じないところとか、さりげなくまぶされた機知であるとか、すごく好みです。 次は紀行文を読んでみたいな。と勝手な要望を書いておこう。きっと面白いと思う。
読了日:12月8日 著者:宮下奈都

竜巻ガール竜巻ガール感想
初読みの作家さん。エンターテイメント色がかなり強い。そして登場する女性がおそろしくしたたかで強く賢い。でも何か今一つ釈然としない結末で終わる4つの短編でした。「霧中ワイフ」は苦労しそうだけどまだ何とかなりそうな可能性も感じるけど、あとはこの後にさらに酷い事態が待っているとしか思えないので読後感はかなり悪い。女性視点だとまた違うのかな?
読了日:12月4日 著者:垣谷美雨

気まぐれ食堂 神様がくれた休日気まぐれ食堂 神様がくれた休日感想
初読みの作者さん。なぜ読もうと思ったかは忘れた... 怪我で仕事に行き詰まり、カレシにも逃げられた料理人の女性が島で長い休日を過ごしつつ、再び前を向いて歩くための栄養を蓄えるまでの話。 でも、話の筋立てとしては、そんなにドラマチックではないし、ほのぼの癒し系というのとも何か違う。ある意味等身大なんかな?って思う。 話自体の単純さと登場人物の心象描写不足のせいか、かなり薄く感じられて読後に何も残らない本だったように思う。でも文章や雰囲気は好きなのでもう一冊くらい読んでみようと思う。
読了日:12月2日 著者:有間カオル


読書メーター

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posted by Masahiro.H at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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