2016年02月02日

2016年1月の読書メーター

2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2706ページ
ナイス数:274ナイス


2016年の目標は月間6冊以上、うち少なくとも1冊は娯楽小説以外ということにします。
でも、1月は娯楽小説しか読んでません。

サラの柔らかな香車サラの柔らかな香車感想
面白いという噂は聞いていたもののそれ以外の事前情報はゼロで紐解いた本書... 大当たりです。 すごい。 熱い熱い真剣勝負の世界とそこで輝く才能、真の天才と関わることで人生が変わってしまった人々の物語。 いくら努力しようとも才能が無いものは報われない、残酷だけれども真実であると思う。 生き様、人生の有り様、何をなすべきか、色々と考えさせられる。 残念な点は2つ。 ページの都合なのか人物背景の掘り下げが少し物足りないこと、それから巻末に棋譜が欲しいこと。
読了日:1月29日 著者:橋本長道

掟上今日子の退職願掟上今日子の退職願感想
さらさら読める好短編。犯人というかトリックはいずれも少し考えれば難しくない。最後の池のやつは意外性があったけど斜め上過ぎてミステリとしては読めたものではない。忘却探偵を通して相棒となる警官の人となり・キャラクターを描写するのが本書の読みどころなのかな?面白くないわけでは決してないけど、読んだほうが良いとも思えないし後には何も残らない。一日経てば全て忘れてしまうようなお話...それもまた今日子さんらしくて良いか。
読了日:1月27日 著者:西尾維新,VOFAN

きのうの影踏み (幽BOOKS)きのうの影踏み (幽BOOKS)感想
背中をざわざわっと撫でられるような気持ち悪さの残るショートショート。 謎を謎のまま残してあったりする匙加減が不安を煽って気持ち悪さに拍車がかかる。 辻村深月さんにはこういう引き出しもあるのかと感心。 ただし、ほぼ一日の通勤時間内に読みきれる分量なので、コストパフォーマンスはよろしくない。 ま、図書館本だからさほど気にならないけど、自腹で買ってたら物足りなさが残るだろうなぁ。
読了日:1月26日 著者:辻村深月

子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)感想
下巻の後半から急失速。 狐塚と月子の関係についてのミスリードには騙されたし、それを物語のクライマックスに上手く使っているのも好きなのだけど、これ以降が私には茶番としか思えず白けてしまった。この辺りは感情任せに読みきるべきで、一度一歩引いて俯瞰してしまうともうダメだ。 実の妹を殺そうとした相手にあんな対応ができるか? やたら格好良く描かれている恭司の行動原理は?いくらなんでも警察無能過ぎないか?萩野や紫乃が使い捨てなのも気に入らないし、これだけ長い事書いてあるのに上原愛子に敢えて深く言及しないのも...
読了日:1月24日 著者:辻村深月

子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)感想
見立て殺人のゲームが始まった。好感度抜群の狐塚と月子のカップルと、空の色を名前にもつ闇を背負う殺人者。これからどういう話の展開が待っているのか……結構な厚さながら、飽きる暇なく読み進められる面白さ。(内容的には目を覆いたくなるほどエグイ)興味は尽きないので急ぎ下巻へ。月子がこれ以上酷い目にあいませんように。
読了日:1月21日 著者:辻村深月

終わらない歌終わらない歌感想
今、あのときの未来だよ。 まっすぐな道じゃ無かったり、転んだりしながらも、あのときから進んできた未来。 彼女ら皆きらきら輝いて眩しい。ストレートに伝わってくる彼女らの二十歳の生きざまに感涙。私ももう少し頑張らなくっちゃね。
読了日:1月17日 著者:宮下奈都

屋上のウインドノーツ屋上のウインドノーツ感想
部活青春物、もちろんボーイミーツガールであり、成長譚でもある。作風としては全体的に爽やかだけど、章見出しがちょっと痛い(中二病風味)。 挫折からの立ち直りの物語と、一歩踏み出して駄目な自分を克服する物語が絡まりつつ進んでいく様は、清々しい。 展開の速さのわりに主人公二人の内面描写が平坦なので、話だけが都合よく進んでいるような置いてけぼり感がある。 そして最後は「俺たちの戦いはこれからだ」で終わるので、清々しいんだけど何か納得行かない靄々した読後感が残る。
読了日:1月13日 著者:額賀澪

ロマンシエロマンシエ感想
読みやすい文ではあるけれど、内容的に気持ち悪い。 帯に○○○ページ以降が云々という煽り文があったので途中で放棄するのだけは我慢したけど、その甲斐も無かった。 主人公の造形も妄想も、ステレオタイプに個性豊かな脇役たちも、御都合主義で満ち溢れている展開も何もかもが私には合わなかった。 これまでハズレがほとんど無かった作者だったのだけど残念。2016年の一冊目がこのような本であったことでますます残念。最後の最後のメタっぽい終わりかたは嫌いじゃないけど、それだけでは救われない。
読了日:1月8日 著者:原田マハ


読書メーター

posted by Masahiro.H at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック