2016年01月01日

2015年12月の読書メーター

2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2182ページ
ナイス数:172ナイス


今年も色々と読めてシアワセでした。
スーツケースの半分はスーツケースの半分は感想
幸せの青いスーツケースを軸にした、旅を通じて一歩を踏み出す女性たちを綴った連作短編。 一歩踏み出すというのがポイント。そのきっかけを演出するのがスーツケースまたはそれに纏わるもの。 一歩踏み出した先には、これまでと違う新しい世界が広がる。 本書が2015年の読み納めで良かった。 あなたの旅に、幸多かれ。
読了日:12月31日 著者:近藤史恵

私は存在が空気私は存在が空気感想
地味な超能力者(湯川さんは地味じゃないけど)が主人公のボーイミーツガールな物語。 切なく恋い焦がれるも、どれもハッピーエンドとは行かない、でもバッドエンドでもない、そんな青春物語。 設定的には乙一な感じもあるんだけど、やはりこれは中田永一だと思う。 お気に入りです。
読了日:12月25日 著者:中田永一

リバースリバース感想
大学時代のゼミ仲間と行った旅行先で亡くなった親友。 その死亡事故にはきっかけがあり、後ろ暗さを感じている主人公(と友人)のもとに「人殺し」という告発文が届く。 親友の過去をたどり、生きていた姿・人となりを掘り下げていくうちに浮かんでくる事実、そして全てが解決し、破綻したと思っていた恋人と再び向き合い...ここから先の話が恐ろしいのが「湊かなえ」 やられました。サイアクです。
読了日:12月25日 著者:湊かなえ

掟上今日子の推薦文 (講談社BOX)掟上今日子の推薦文 (講談社BOX)感想
忘却探偵シリーズ二作目。ただし順番違えて読むのは三冊目。 長編というか連作短編。キャラクターだけで一冊走りきってしまったという感じ。 事件の内容も動機も犯人も目新しさもなく面白みにも欠けるのだけど、楽しんで読めるという摩訶不思議。気晴らし・時間潰しには最適じゃなかろうか。
読了日:12月18日 著者:西尾維新

あのひとは蜘蛛を潰せないあのひとは蜘蛛を潰せない感想
この著者の初読み作品。 「ちゃんとしなきゃ」「みっともない」という呪縛、なんとなくわからないでもない。 自分がどう見られているのかが気になるあまり、自分の道を見失っているように思える。 そんな女性の姿、そしてちょっとだけの成長を描いた、読み応えのある一冊でした。こういう作品は好きなほうかな。
読了日:12月15日 著者:彩瀬まる

図書室で暮らしたい図書室で暮らしたい感想
可もなく不可もないエッセイ集。毒にも薬にもならないけど、腹の足しにはなる。 タイトルは凄い。このタイトル聞いただけで読まずにいられない。それくらいツボだ。 辻村深月の小説は好きなんだけど、随筆にはそれほど惹かれなかった。 そして「子どもたちは夜と遊ぶ」が未読であることを思い出した。
読了日:12月4日 著者:辻村深月

王とサーカス王とサーカス感想
最後、書く記事の内容を決めてからが本番。凄い。 畳み掛けるように事実が明らかになっていき、タチアライがそれを受け止め戦う。 「さよなら妖精」でも同様の感想を抱いたような記憶があるけど、世界であったり国家であったりという大きな、それぞれの立場での正義があるなかで、個人としての正しさというは一体何なのか?本当に正しいものというのはそこに有るのか?自分は間違えていないのか? 深く考えずにはいられない。
読了日:12月2日 著者:米澤穂信


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posted by Masahiro.H at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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