2015年09月02日

2015年8月の読書メーター

2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2319ページ
ナイス数:185ナイス


本が重たかった(物理的に)という印象が強い。


決戦!関ヶ原決戦!関ヶ原感想
各著者がそれぞれ一人ずつを取り上げての関ケ原合戦にまつわる連作短編集。それぞれの小説が異なる解釈、背景で書かれているので連作という感はない。最初と最後はなんとなく繋がるような繋がらないような…… 一冊に纏めるならもう一縛り共通テーマが欲しかった。なんか和食と言われて、天ぷら、すき焼き、寿司、湯豆腐を一緒に食わされたような困惑が残る。どれも存分に味わえなかった。
読了日:8月31日 著者:葉室麟,冲方丁,伊東潤,上田秀人,天野純希,矢野隆,吉川永青

近所の犬近所の犬感想
私小説のていをなす犬ラブ小説。かぎりなく随筆に近い。ゆえに犬好きな人が読めば面白く、犬に興味の無い者にはつまらないであろう。私は犬が好き。それだけである。 散歩中のうちの犬を知らない女性が触りにきたら逃げます。
読了日:8月25日 著者:姫野カオルコ

書店ガール 4 (PHP文芸文庫)書店ガール 4 (PHP文芸文庫)感想
前三作が趣味に合わなかったので手に取るを躊躇していたが、図書館で借りる本の員数合わせで出張のともに連れていく。あれ。意外に面白いぞ。 灰汁の強い主人公二人が表舞台から退場して始まった新たな物語は、より書店.本をクローズアップしていて、人間の好き嫌いをえぐく描くシーンは減り、普通のエンターテイメントとして楽しめるものになったいた。本好きにはこちらの方が好みじゃないかな?
読了日:8月21日 著者:碧野圭

フラニーとズーイ (新潮文庫)フラニーとズーイ (新潮文庫)感想
大学生の頃に読んだときは凄く感銘を受けた記憶があるのだが、四十超えて再読するとただただ退屈であった。訳者と逆だ。やたら煙草ばかり吸っていて、読んでるだけで煙くて臭くてかなわない。有害図書としてR18指定しなきゃならんな。(笑)
読了日:8月20日 著者:サリンジャー

分解日記 光二郎備忘ファイル分解日記 光二郎備忘ファイル感想
登場人物に高齢者を主体にした話、増えてる?そう思えるだけ? ということで、なんとなく何番煎じ??な雰囲気もあり、分解に説得力もなく(今どきの家電ってネジで分解できる範囲で出来ることなんか僅かで、基盤取り寄せて交換しないといけないことが多い)、現実離れしている。 思いっきり現実から離れているおかげでマンガ的に楽しめた。でも、これ、小説で読む必要ないな。 警察のお二人は気に入りましたので続編が出たら読むんじゃないかと思います。
読了日:8月19日 著者:大山淳子

朝が来る朝が来る感想
辻村さんの新作はちょっと期待はずれ。 なんだか綺麗にまとめた、かなり御都合主義的な終わりなんだけど、 「それから先はどうするの?」と不安にかられる。ラストシーンに至る直前の栗原妻の心情がよくわからないのもすっきりしない原因だ。 墜ちていく過程にしてもちょっと無理に不幸にしすぎな感じで現実味がなく、醒めた目で読んでしまった。 残念。
読了日:8月15日 著者:辻村深月

オールド・テロリストオールド・テロリスト感想
通勤電車で読破。なかなかの重量で良い筋トレになった。 村上龍いまだ衰えずといったところで、展開の面白さと話の深さはさすがの出来で飽きること無く最後まで読み終えた。 ご老人たちによる世直し譚かと思えばそうでもなく、テロという行為を否定するでもなく、落とし所が極めて政治的な決着……いずれの立場からみても喉につかえを覚えるような不快感を伴うもので、それがまた現実を想起させ更に気持ち悪くなる。 良くも悪くも現代日本とはこういう国なのか。 「希望の国のエクソダス」は未読なのでぜひ手にとって見たい。
読了日:8月5日 著者:村上龍


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posted by Masahiro.H at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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