2015年06月03日

2015年5月の読書メーター

2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1665ページ
ナイス数:288ナイス


今月はGWがあるからいつもより少なめです。

猫弁と指輪物語 (講談社文庫)猫弁と指輪物語 (講談社文庫)感想
大福さん完璧過ぎる。唐変木の猫弁のくせに、こんなに思ってくれる人がいるなんて、許すまじ。 謎解き自体は途中で真相が想像できたのであまり楽しめず。また、百瀬の描写が天才だとは思えない人物像なのも相変わらず。でも、本書はラブコメなのだとようやく気付くことができたので、楽しめました。うん、考えるのではない、感じるのだ、愉しめばそれで良いのだ。ただし百瀬が四十すぎていることは思い出さないようにして読むほうがよいと思う。
読了日:5月26日 著者:大山淳子

孫物語孫物語感想
椎名誠のじじばか日記。彼も早70才超え。光陰矢のごとし。驚くばかりだ。 岳物語ほどの面白さはありませんが、それなりに楽しめた一冊でした。 生まれながらにして北海道に別荘があるなんて、なんと羨ましい孫だ。
読了日:5月21日 著者:椎名誠

スコーレNo.4スコーレNo.4感想
中学、高校、大学、社会人、そして真の意味での新しい出会い。一人の女性の半生(と、いうには昨今の平均寿命を考えると短いが)を描いた私小説風の作品。No.1,2で麻子の心の動き・物の見方が丁寧に描かれていることで、No.4で一気に広さを増し色づいていく彼女の世界が素晴らしく映える。 今の自分が読んでも本書の良さを感じることはできますが、若いころ、世界に自分自身の可能性に希望を見いだせずに閉塞感を抱いていたころに読んでいたら、もっともっと心に響いたのではないかと思われる物語でした。   
読了日:5月15日 著者:宮下奈都

ナイルパーチの女子会ナイルパーチの女子会感想
本作に登場する女性達は端から見ると成功者。超一流商社の正社員、人気主婦ブロガー、加えて超一流商社に勤める旦那を獲得して専業主婦の座に収まる元底辺OL(派遣社員)。中身は屑、塵。共通しているのは全てにおいて他者に依存しており、他者の目に(自ら)縛られていること。その結果、とことん気持ち悪い。これは「怖い」「痛い」「弱い」などではなく「気持ち悪い」話だ。私にとっては共感も現実感も無く、読んでいて面白いと感じない話であった。 彼女らには標題にあるナイルパーチのような強さは感じず、勝手に自滅するイメージしかない。
読了日:5月12日 著者:柚木麻子

太宰治の辞書太宰治の辞書感想
久しぶりの再会。”私”シーリズ。ただし日常の謎解き要素は無い。登場人物だけを借りた別作品という感じ... 「六の宮の姫君」の流れとは言えるのだけど、本書はかの名作を超えてはいない。「朝霧」の続きを読みたかった身としては期待外れ。ただ、太宰治やロココ調を巡る話としては興味深く、文章も端正な感じで読んでいて心地よい。一言で表すと「好きな一冊。だけど、これじゃない。」
読了日:5月8日 著者:北村薫

珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
本編の登場人物を使った実験作。タレーラン的な物語の進展は全く無い。このような作品をさも本編のような表題で出版するのはやめていただきたい。 叙述トリックは文章が面倒かつ周りくどいばかりでオチもすんなりとはまらない。人物も謎解きも文章も全てが今ひとつ好みに合わなかった。
読了日:5月1日 著者:岡崎琢磨


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posted by Masahiro.H at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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