2015年05月01日

2015年4月の読書メーター

2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1910ページ
ナイス数:357ナイス


質・量ともにイマイチな4月でした。
春は読書には相性の悪い季節かな?


書店ガール 3 (PHP文芸文庫)書店ガール 3 (PHP文芸文庫)感想
途中から速読モードに切り替え。じっくり読む気が無くなった。 一つの話にみえるけど、理子の物語と亜紀の物語は完全に別個のものであり、書店が舞台の群像劇でもないという中途半端さ。書きたいのは最後のフェア。そこに並べる本の紹介であり、物語はおまけという風に感じた。そのくらい薄い話だ。そして仕事の面ではいつも安易に成功してしまうという点でも浅い。 そもそも理子と亜紀が和解していることがどうにも解せないというのが、本シリーズを上手く読めない根幹なのだと思う。
読了日:4月24日 著者:碧野圭

書店ガール 2 最強のふたり (PHP文芸文庫)書店ガール 2 最強のふたり (PHP文芸文庫)感想
「ガール=少女、若い女性」 アラサー妊婦の悩みとか、アラフォーの不倫(一歩手前)の話と「ガール」という表題の差異に違和感が生じる。 前半は「子育て」に関する確執の話。前作同様に感情的な諍いであり、そしてよくわからないうちに和解しているという、差別的な言い方になるけど女性的な非論理性を感じるものなので、気持ち悪くて馴染めない。苛立ちを覚える。 そして後半はまた御都合主義な成功譚。疲れる。話の大筋や所々に光る書店の魅力など読みどころはあって悪くはなんだけど、なんか、喉に骨が使えたような読後感になる。
読了日:4月22日 著者:碧野圭

神様のカルテ0神様のカルテ0感想
「一止」の読み方を忘れていたくらい久しぶり。シリーズ・ゼロ。読んでいるうちにこの物語の世界が大好きだったことを思い出した。そして短編だからなのか、それとも主題の掘り下げが浅いからなのか、味わいの深さという点で過去三作ほどの良くは感じない。そう言えば1作目にも「薄い」って感想書いているから、たぶん、この物語、良さと薄さが紙一重なんだろう。 ハルさんと一止のカップリング成分が不足しているのが玉にキズ。だけど事務長の男前っぷりと国枝さんの強さ・優しさに惚れる。 0から初めてまた1,2,3と読み進めてみたい。 
読了日:4月17日 著者:夏川草介

スペードの3スペードの3感想
スクールカーストというよりヒエラルキーがテーマの作品。最近よく見る気がするが「桐島、部活やめるってよ」の著者的には流行りにのったというよりそれを作った側か。スペードの3の築き上げた世界と・アイデンティティが崩壊していく様は見事。 一方、残りの二編は蛇足のように感じられた。 スペードの3こと美知代の物語の補足にしかなっておらず、アキとつかさの物語としての魅力には乏しく思えた。結局何ら前向きなベクトルが感じられないのもまた悪くない読後感であった。 しかし朝井リョウは女性視点で書く物語の方が断然面白いな。
読了日:4月13日 著者:朝井リョウ

書店ガール (PHP文芸文庫)書店ガール (PHP文芸文庫)感想
軽妙洒脱、都会的で、そして時に熱さを見せる美人書店員の話。だと勝手に想像していたのだけどまるで違っていました。前半は執拗なまでに陰湿な女2人の確執を描いており、読み進めるのが苦痛なほど。それが後半ではいつの間にやら協力して書店を改善し売上を増やす話に。この話がまた綺麗すぎる。敵と味方というのが漫画的に明確で現実味を感じない。小学生か?ってツッコミたい。(こんな会社すぐに破綻するわ) 唯一の救いが文庫化される際に加筆された町の本屋さんの話。後半の話の展開も爽快ではあったから総じて面白く無いわけではない。
読了日:4月8日 著者:碧野圭

居酒屋ぼったくり〈3〉居酒屋ぼったくり〈3〉感想
NHKの朝ドラみたいな安定したマンネリ感が心地よい。そして読み終わると「なぜこのような店が我が家の近所には無いのかっ!」て叫びたくなる。 最終回は未だ先なんだろうからと、2人の恋の進展には期待せずに頁をめくったところ期待通りの結果。しばらくはこれで良いんだと思う。この感覚、小説というより連載漫画だ。そう思って読むと内容的にも漫画的。漫画の原作に良さそう。 葉ワサビは、昔いきつけだった今は無き居酒屋で毎年食べてたなぁ等と思い出す。食や酒を通して郷愁にも浸れる本でした。 
読了日:4月2日 著者:秋川滝美


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posted by Masahiro.H at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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