2015年02月02日

2015年1月の読書メーター

2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3076ページ
ナイス数:444ナイス



期待していたお気に入りの作者の新作にイマイチものが多くて...

ガール・ミーツ・ガール (光文社文庫)ガール・ミーツ・ガール (光文社文庫)感想
ノンストップ爽快エンターテイメント。夏美の、そして著者の勢いにのせられて気持よく読み終えられる一冊。超ご都合主義なストーリーなんだけど、それが至極当然のように感じられるだけの熱量がある。「疾風ガール」の本領発揮ですね。
読了日:1月29日 著者:誉田哲也

何が困るかって何が困るかって感想
正直、面白くなかった。坂木司でハズレをひきとは思わなかった。 お約束に則ってショートショートを書いてみました的な作品という印象なんだけど、どうも私には合わなかった。 アイデアやトリックよりも、人間を描いた作品の方が好きだ。
読了日:1月27日 著者:坂木司

イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)感想
この作者だから絶対に何か仕掛けてあると覚悟して読んでいたので気づけたよく出来た叙述トリック。先入観がなければ面白みにかける恋愛小説で終わっていたかも。内容的には完全にトリックというかパズル。謎が解けても爽快感も面白みも感じなかったし、前述のように恋愛小説としても内容は薄い。 ただ、オチというか最後の一言が秀逸すぎるから、それだけで評価できる一冊になっている。 途中までは「酷い男だなぁ〜」だったのが、最後に「女って怖い!」に綺麗に引っくり返る。なにが便秘だ。
読了日:1月25日 著者:乾くるみ

家族シアター家族シアター感想
些細な事から行き違って。素直に言葉を伝えられないからぶつかって。離れて近づいて...家族だからこそ、一緒に居ればこそ、必死になればこそ、いつか通じる想い。そんな7つの短編。少し毒が散りばめられているのは著者らしいけど、全編(たぶん)ハッピーエンドなので読後感としては幸せな気持ち。1992年の秋空が好き。泣けました。で最後の締めの「タマシイム・マシン」。 全力で泣かせにこられて...完璧にやられました。
読了日:1月24日 著者:辻村深月

キャロリングキャロリング感想
この作者にしてこの書名。かなり構えて挑んだのですが、予想に反して糖分控えめで湿り気も少ない。そして主人公が武闘派じゃないし(身体能力的に)強くもない。有川浩らしくない。坂木司や伊坂幸太郎の臭いがする。 内容的には”駄目な親”のもとに産まれた”不幸な”子供たちが交錯する物語。外部環境や当人の資質でそれぞれ異なる大人になる(一人だけなっていない)、そして対峙する。「不幸の比べっこ」は意味が無いのかもしれないけど、この各人の対比は興味深い。その観点からすると鈴木典子(と折原柊子)の物語が不足しているのが残念。
読了日:1月21日 著者:有川浩

ラブ&ピーナッツラブ&ピーナッツ感想
巻末の著者写真...これはきっとDJEBEL200に違いない。と、本編以外のところがまず気になった一冊。内容的にはお仕事ストーリーの風を装った素敵な大人のお伽話。粗筋だけ追うと起承転結がしっかりした予定調和的な物語なんですが、散りばめられた言葉や各人の思いの描き方が素敵なのでグッと心を掴まれます。 クライマックスの十周年記念ライブのくだりは思わず涙がこぼれました。あと父も... 「誰かの笑顔のために」私の辞書にも刻んでおきたいくらいのって良い言葉でした。
読了日:1月16日 著者:森沢明夫

疾風ガール疾風ガール感想
一気に読める良質エンターテイメント。 個人的には凡人がいくら努力しても足元にも及ばない絶対的な天才(絶対に才能の及ばないことに気づいて悲劇に陥る凡人とそれが理解できない天才)の話は好物なので、特に美味しくいただけました。 悲劇の凡人たる薫の視点が皆無なので、圧倒的天才である夏海が傍若無人にまさに疾風のように駆け抜ける様だけが印象に残る。彼女の世界は間違いなく彼女自身を中心に回る。 最後まで夏海には薫を理解できない、しようとしないところがまた素敵である。 続編に行こう。
読了日:1月15日 著者:誉田哲也

さいごの毛布 (単行本)さいごの毛布 (単行本)感想
気持ちを伝えあうことができずにうまく行っていなかった家族と向き合う話。その心情の変化をもたらすのが犬...それぞれの事情で飼い主と離れて暮らすことになった犬達と触れ合うことでした。単純にお涙頂戴になっていないところに好感がもてます。 そして昨日と同じ今日が続くことが幸せであることに気付かさせてくれました。 心が暖かくなる一冊です。
読了日:1月12日 著者:近藤史恵

野良女野良女感想
ひたすらに軽薄で下品。人物像に現実味を感じられなかったし、興味がもてないジャンルでした。 たぶん、ネットにはこれより面白い話が沢山転がっているとおもう。私にはそれで十分。
読了日:1月8日 著者:宮木あや子

肉小説集肉小説集感想
いつもの著者を期待して読んでみたら、少しばかり味わいが違いました。お菓子や軽食に珈琲を期待して入った店でがっつり系の肉料理が出てきた……表題そのままですね。 著者の作品では描かれるキャラクターが魅力なのが気に入っているのですが、今回は短編集ということで掘り下げが浅く、魅力を満喫するにはページが足りなかったことが少し残念。その分多彩な人物を味わえたと思えばお得なのかな? 各章の主人公とも頑固なこだわりがあって、それが肉の部位とリンクして、妙な味をていしているところが本書の味わいどころでした。
読了日:1月6日 著者:坂木司

タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)感想
2015年の一冊目。正確には年をまたいで読み終えたもの。 一編は非常に短いけど無駄がなく中身が詰まったシンプルで美味しい謎解き。料理や食材にピンと来ないものが多かったのですんなり消化することができなかったのは私個人の問題。良い本だとは思いますが、私には合わない(興味が喚起されない)という感じでした。 最後のチョコレートが素数である理由には少々胸をうたれました。
読了日:1月2日 著者:近藤史恵


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posted by Masahiro.H at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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