2013年12月06日

2013年11月の読書メーター

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2282ページ
ナイス数:180ナイス


イン・ザ・ヘブンイン・ザ・ヘブン感想
良くも悪くも新井素子。甘さも毒も昔と変わらず、そして文体も素子節のまま。懐古成分をひいたら何が残るのかな?って気もするけど...
読了日:11月29日 著者:新井素子

幻想郵便局幻想郵便局感想
キャラクター造形は秀逸です。それだけで一冊もたせられるほどに面白い。ファンタジーとしての設定も悪くない。つまり、読んでいて飽きない。 でも最後は少し強引すぎる気がするな。
読了日:11月26日 著者:堀川アサコ

猫弁と透明人間 (講談社文庫)猫弁と透明人間 (講談社文庫)感想
面白いく読みきれるんだけど、それだけかなぁ。天才百瀬が(いっちゃ悪いが筆者の力量的に)天才に見えないのが一番残念なところ。 本当はこの一冊は天才vs天才の面白さを味わいたい設定だったんだけどなぁ。天才を描くのは難しいってことですね。
読了日:11月22日 著者:大山淳子

もういちど生まれるもういちど生まれる感想
良くも悪くもお約束の朝井調な青春譚でした。上手いとは思うけど、こじんまりとまとまっているようにも思える。 自身の人生振り返るとこんな大学生活はファンタジーにしか思えない。私大文系ライフってこんな感じなのかなぁ?などと本筋と違うところで楽しませてもらいました。
読了日:11月21日 著者:朝井リョウ

ひまわり事件ひまわり事件感想
評判に惹かれて手にとった一冊。通勤電車で読むには物理的に重すぎた。おかげで今週は肩こりが酷い。 物語としては評判通りの面白さ。幼稚園児と老人という普段の私には馴染みのない人達の世界ながら、各人細かな不満を抱えて世界はままならない不条理に支配されて鬱憤がたまるのは同じかと。 前半にためた鬱憤が中盤からの展開で晴らされるかと思うも、やはりそう簡単ではないというのも現実世界と同じで、スッキリ解決とはいかない。だけど最後のひまわりが示すように、この世は捨てたもんじゃないんだよな。という話。
読了日:11月13日 著者:荻原浩

スカイ・クロラ (中公文庫)スカイ・クロラ (中公文庫)感想
一切の説明を放棄して、文体と世界観・いわゆる雰囲気で綴られた物語。簡潔でありながらも叙情的で美しく歯切れのよい文体で描かれた特殊能力者の成長譚。(という解釈で良いのかなぁ?微妙) 好き嫌いは別れると思う。文体と世界観に浸れるか否かで評価は変わるはず。各章の扉に引用があるサリンジャーを意識しているんだと思われる。私は通勤電車で細切れに読んだんだけど、一気読みすることを推奨。せめて章ごとには一気に読むべし。その方が物語世界に入り込みやすい。本書を気に入ったらナイン・ストーリーズも読んでみましょう。
読了日:11月8日 著者:森博嗣

星やどりの声星やどりの声感想
作者得意の卒業=ここから一歩踏み出そう。という主題を家族関係から描いたもの。一人ずつ兄弟の日常を描き大団円に繋げるいわゆる連作短編。これも作者得意の書き方だ。そういう意味で既視感もある一冊。 個々人の問題がその根っこも行き着く先もこの家族として根幹をなしていること。ただ寄り添えば良いわけではない。ただ離れれば良いわけでもない。 最後が綺麗すぎなんだけど卒業というのはそういうものだし、読後感は清涼で心地よいから、これで良いんだと思う。泣けるしね。
読了日:11月8日 著者:朝井リョウ


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posted by Masahiro.H at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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