2013年09月01日

2013年8月の読書メーター

2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2969ページ
ナイス数:176ナイス

今月は加納朋子さん新作祭りって感じ。


砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet感想
世界の壁は高く。私は無力。 実弾も砂糖菓子の弾丸も相手を捉えることはできない。倒すことはできない。 世界の終わりは幸せとともにあるべきなんだけど、幸せの形は無限に異なる。 ここに描かている事象はとっても酷い。残酷きわまりない悲劇なんだけど、悪人は居ないし不幸な人も居ない。そんな世界。
読了日:8月30日 著者:桜庭一樹

四畳半神話大系 (角川文庫)四畳半神話大系 (角川文庫)感想
日常系サイエンス・フィクション。怠惰な大学生による並行世界ものだけど、世界が変わるわけでもない。極々私的な些末事の顛末。なんだか小さい話を繰り返しているようで深いし広い。なるほど、世界は一個人の集まりでもあるわけだ。 世界観にどっぷり嵌ってラストの(プチ)どんでん返しを楽しめる、いわゆる森見ファンタジーの秀作でした。
読了日:8月28日 著者:森見登美彦

禁断の魔術 ガリレオ8禁断の魔術 ガリレオ8感想
かつては物理的なトリックに正面から取り組むハードなミステリが魅力だったガリレオシリーズ。今作ではメインは人情話、トリックはデザート程度の娯楽小説。 だから悪いというのではなく、今作も安定して面白い。いや、本当に面白いのは「猛射つ」だけかな? 前半三編は、オチはついているけど、なんだか納得出来ないし。
読了日:8月23日 著者:東野圭吾

葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)感想
最後に「世界観がひっくり返るほどの驚きがある」という噂は聞いていて、叙述トリックと知って読んでいたのに... 想像を上回る展開でした。きっちり騙された。 そのトリック抜きでも、サスペンス的な展開が小気味良く、ハードボイルドテイストで面白い。厚さにびびるけど文体も軽いし、文章の量自体もそれほど多くないから手にとったら一気に読み終えられる。 評判通りの良作でした。
読了日:8月21日 著者:歌野晶午

はるひのの、はるはるひのの、はる感想
「ささらさや」「てるてるあした」で圧倒的な存在感を示していた赤ん坊ユウくんが素敵な女性と結婚にいたる話。感無量です。 たったひとつの正しい未来を得るためにループするという話は、思いが積もり積もって切なくって苦しくって、個人的にはかなり好きです。ありきたりな手法でもあるだけに、安っぽくなりがちなところを、母の視点という女性の作者ならではの味付けですごく美味しく仕上がっています。 最後に手紙で泣かせるは「てるてる~」と同じ手法だけど、ずるいよなぁ~ 
読了日:8月18日 著者:加納朋子

てるてるあしたてるてるあした感想
再読。結末を知っていても泣ける終章。 世間を、他人を恨んで生きるしかなかった少女が最後にいう感謝の言葉。「ありがとう」 そこに至るまでの人々の思いが昇華する。そんな再生の物語。 てるてるあした。きょうはないてもあしたはわらう。そんな明日の物語。
読了日:8月18日 著者:加納朋子

ささらさやささらさや感想
再読。悲しみからの再生の物語。素敵な町と人の物語。大好きな物語。
読了日:8月8日 著者:加納朋子

残月 みおつくし料理帖 (ハルキ文庫)残月 みおつくし料理帖 (ハルキ文庫)感想
なんだろな。人って素敵だなと思わせてくれる話でした。 前二巻が少し落ち込むような内容であったところ、今回はそれを乗り越えて前へ進んでいく様が描かれており、そんな中で澪を支える皆の心根の美しさが際立ってくるのが心に響く。まだ、まだまだ頑張れる、頑張ろう。そんな気分。
読了日:8月5日 著者:高田郁

きみはポラリスきみはポラリス感想
一捻りいれた恋愛の形を画いた小説。 でも何か先が読めるし結末というか中身も浅い(ように感じるし) あまり楽しめませんでした。 一軍の直球投手が変化球に手を出したら二軍レベルになっちゃったって感じか?
読了日:8月1日 著者:三浦しをん


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posted by Masahiro.H at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | 更新情報をチェックする
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