今年は大きな事故が多い。
施工中の事故と老朽化したものの崩壊を一様に論じることはできないが
いずれにしても気持ちの良い話ではない。
とにかく金が無い。
これが昨今どの現場に行っても耳にする言葉である。
慈善事業ではないので、金が足りない分は何かを節約しなければならない。
メンテナンスサイクルであり、その内容であり。
支保やセグメントの強度であり、作業人員であり、工期であり。
直接の因果関係を示すのは難しいと思うけど、安全マージンは確実に減っている。
これだけ事故があっても未だに安いことが最も重要視されている。
嫌なご時勢である。